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(1)上包み包装
[1]オーバーラップ
両面ヒートシーラブルOPP(煙草、カセットテープ)、多層CPP(食パン)が主体。
[2]ひねり包装
従来はセロハンが使われていたが、現在は一軸延伸HDPEに切り替えられていて米菓、飴、硬貨などの包装に多く利用されている包装形態。
[3]ストレッチ包装
無延伸フィルムで自己粘着性のあるストレッチフィルムはパレットなどの輸送途中の荷崩れ防止、簡易包装に近年普及がめざましい。
[4]集合包装
両面ヒートシーラブルOPPが主体でカセットテープ、チーズ
 
(2)収縮包装
[1]商品を熱収縮性のプラスチックフィルムで包み、加熱してフィルムを収縮させる包装形態で雑貨、食品などの商業包装をはじめ、パレットごとに包装する工業包装は包装コストの低減で普及してきています。
 
(3)袋詰め
[1]タテピロー
フィルムを製袋しながら液体、粉体、顆粒状のものを垂直方向から充填する包装形態。
[2]ヨコピロー
フィルムを製袋しながら固形状のものを横から充填する包装形態。
[3]真空包装
内容物の長期保存の目的で、バリヤー性包材を使用するときの方法でエアレス包装を指します。
[4]ガス充填包装
空気と不活性ガスを置換した長期保存の目的の包装形態。
 
(4)箱詰め
[1]バックインボックス
段ボールの外箱とPE系内装を組み合わせた、主として液体を保存・運搬するための包装形態で20g容量が中心の中形容器。充填前の保管に場所を取らず、容器は軽量で、使用後の廃棄が容易である。
 
(5)成形
[1]サーモフォームドバック(深絞り)
硬質塩化ビニル、ポリスチレンなどのフィルムを真空成形し、中身を充填してから印刷しアルミ泊またはプラスチックフィルムの蓋を被せ、内部を真空とした後、周辺部をヒートシールし密閉する容器包装をいう。
[2]スキン包装
真空包装の一種で、接着剤を塗布し、細孔をあけた台紙の上に商品をのせ、あらかじめ加熱された透明フィルムを上からかぶせ、台紙の下から真空ポンプで脱気することにより商品とフィルムを密着させた包装形態をいう。
[3]ブリスター包装
あらかじめ中身の形に合わせて、硬質塩化ビニル、ハイインパクト樹脂のシートから、真空成形法、あるいは圧空成形法によってつくられた凸部に品物を挿入してブリスター包装機にかけ、あらかじめ接着剤を塗布した台紙と熱接着をして、打抜または裁断して仕上げる形態をいう。
[4]PTP(プレススルーパック)
ブリスターパックの一種で、薬品錠剤の包装形態として一般的。表のポケット部は透明なブリスターとしてPVCが多く、裏の蓋材は台紙の板紙をアルミ泊に代えたもので開封性が良い。